霊園でお祭り?

妻の両親が眠っているのは、私達が住んでいる家からタクシーなら、3000円ほどかかるところにある、山を造成して作った霊園です。規模はとても大きく、入り口で降りても、ずっと坂を登らなければお墓につけないような場所もあり、
お彼岸のように忙しい間でなければ、近くの駅から「霊園専用」のマイクロバスが出ており、しかもそのバスは、霊園の中を回ってくれて、山の上のお墓まで行ってくれる時もあります。

 最近、その霊園の様子が少し変わってきました。お彼岸やお盆にお参りに行くと、霊園の入り口近くにジュースやビールを氷の中に浮かべて売っているお店ができていました。その霊園の従業員の方がお店を開いているようでした。

また、別の機会に行ってみると、そのお店は規模を拡大していました。ジュースやビールを売るだけではなく、子供向けに「くじ引きのお店」が出ていました。

キャラクターのぬいぐるみや風船などがお墓の近くにぶら下がっているような、夜店のようなでも、ちょっと雰囲気に合わないような感じの企画を始めていました。

また、別の機会に行くと、今度はその「くじ引き」のお店の隣に「たこ焼き屋」が出来ていました。もうこうなると、なにかお祭り状態になってしまっているような気がしました。

 しかし、こんなことをすることで、一緒にやって来た小さい子供達にも何か楽しい事を・・・と思っているのだと思うと、「霊園もなかなか大変だなぁ」とつい、その企業努力に頭が下がってしまいました。

 我が家は高校生と大学生の娘が付いてくるくらいなので、自動販売機で冷たい飲み物でも飲めば、それで済んでしまいます。

 しかし小さい子にとっては、「お墓まいり」というのは退屈な事なのでしょう。
少しさびしいけれどもそれが現実なのだと思いました。

 しかし、お墓参りにきてたこ焼きを食べて帰るというのは、どうも「雰囲気に合わないなぁ」と思ってしまいます。私の考え方が古いのでしょうか・・・。